TOEIC945点の私が最強の英語独学本5冊を紹介します。
3年くらい毎日30分学習して「英語がすらすら読める・聞ける・話せるレベル」になれる。
そんな独学本を探している方は多いと思います。
この5冊は私がここ2年間、毎日50分ほど継続学習している教材です。
そのおかげでTOEIC945点を取ることできました。
10年以上いろいろな英語教材を試行錯誤してきました。
以下の5教材が今のところ私のベスト5教材です。
高卒レベルからネイティブレベルまでの学習に十分使用できるものです。
おすすめ最強の英語5教材
購入すべき教材はこの5冊で十分です。
②~⑤はすべてCDなどの音声教材がついています。
《合計税込金額:9,488円》
①一億人の英文法:1,980円
②一億人の英文法CDブック:1,650円
③イラストでわかる日常生活の英語表現:2,750円
④オバマ退任演説:1,018円
⑤TOEICテスト新形式精選模試リスニング2or3:各2,090円
一億人の英文法
英語の文法には「日本人にとって理解が難しい分野」がたくさんあります。
これらをきちんと網羅的に説明してくれている文法書です。
文法書はこれ一冊で完結します。
ずーっと疑問に感じていた文法の疑問はほぼすべて解決されるはずです。
《日本人が難しいと感じる英語の文法分野》
①自動詞・他動詞
②加算・不可算名詞
③冠詞の種類と使い方
④副詞と文内での位置
⑤各前置詞のイメージと使い方
⑥比較文の自然な使い方
⑦時制(とくに現在完了、仮定法など)
⑧疑問文含む倒置用法の使い方
TOEIC800点超える人でも、冠詞、現在完了、仮定法などを説明でき、使える人は少ないです。
「日本人が理解難しい文法論点」をまず頭で理解することが必要です。
そのあと体感レベルまで文法理解を深めれば「英文を自由に組み立てられます」。
「文法の深い理解」「体感レベルでの文法理解」が英語を使えるようになるために一番重要です。
これに気づくのに私は、20年以上もかかってしまいました。
一つ難点は670ページもある大著です。
内容はけっこう難しい部分もあります。
しかし毎回読むたびに発見や学びがあります。
繰り返し学習して体得するには、少しづつでも継続学習できる方法が必要です。
ちなみに私は、ここ2年間はトイレでは必ず「1億人の英文法」を読むことにしています。
一億人の英文法 CDブック
一億人の英文法」の例文を集めたものです。
例文には「一億人の英文法」の核論がつまっています。
例文を何度も音読&シャドウイングすることで、文法が体感として落ちてきます。
「一億人の英文法での説明」を意識しながら例文を音読&シャドウイングすると効果的です。
もう2年ほど毎日の通勤時に欠かさず学習しています。
徒歩通勤中に1.5倍速でシャドウイングしています。
例文中の冠詞、動詞変化、複数sにいたるまで「間違いなく、よどみなく」言えるようになることを目指しています。
イラストでわかる日常生活の英語表現
子供のために買ったのですが、大人も使うべき教材です。
「57セクション」で「日常生活の英語表現」をほぼ網羅しています。
鬼滅の刃ではないですが、「57の型」で「日常生活現象」をほぼ表現できるようになります。
決定的によい点が以下4点あります。
①本物の自然な日常英語
日本人が作った日常英会話本は、時制、冠詞、言い回しで疑問に感じる場合があります。
意味は通じると思うが、自然な言い回しでないものが結構含まれていたりします。
この本は、アメリカ人が作った教材に日本語訳をつけているものです。
「本物の自然な日常英語」を学習できます。
②動作ごとにイラストがついている
イラストの動作についての英語表現が学習できます。
イラストのない教材だと具体的な動作がイメージできないことがあります。
③セクション内での時制が統一されている
各セクションのトップに「現在、過去、未来」の3つの「時制」が記載されています。
同一セクションでは同じ時制が使われています。
英語で一番難しい「時制」の訓練ができます
④セクションごとに人称が統一されている
人称と連動する動詞&名詞の変化を訓練できます。
※IT系部分はテクノロジー的に少し古い感はあります。
また都度、改訂版を出版してほしいです。(現在のものは2017年度版)
TOEICテスト新形式精選リスニング2or3
TOEIC900点越え学習時に使用し、継続使用しています。
TOEIC対策だけで使うのはもったいない教材です。
①会話学習の最適教材
ビジネスに関連するものが多いですが、「相手のある会話表現」「説明表現」が学習できます。
挨拶、質問の仕方、答え方などの「相手のある会話表現」が学習できます。
日常的に発生しそうな事柄の「説明表現」を学習できます。
②英語圏4か国の英語のヒアリングが学習できる
アメリカ、英国、カナダ、オーストラリア英語の訓練になります。
「英語が聞き取れる」ということは「いろいろな英語のアクセントが聞き取れる」ということです。
4種類の英語アクセントがかわるがわる聞けるヒアリング教材はほかにほぼないです。
③TOEIC対策のヒアリング教材として最適!
そのまま、TOEICのヒアリング対策になります。
TOEICの教材としては、実際のTOEIC試験よりもかなり難しいです。
※私が使っているのは 「TOEICテスト新形式精選リスニング2 」です。
「TOEICテスト新形式精選リスニング3 」 も発売されました。
どちらを使っても、両方使っても、よいと思います。
オバマ退任演説
個人的にも尊敬するオバマ元大統領の2017年1月10日の退任演説です。
英語教材としておススメします。
私がおススメするのは、以下3つの理由からです。
①豊富なボキャブラリー
トピックが多岐にわたるため、高度で豊富な語彙が学べる。
このレベルの語彙が理解できるようになると、英文ニュース記事も読みやすくなります。
②英語の文章がすばらしい
英語の文章が簡潔で、美しく、人を感動させる文章です。
模範的な英語文章が学習できます。
③英語の話し方がすばらしい
模範的な話し方、スピーチのリズムが学習できる。
オバマ・スピーチはこころを打ちます。
聞くたびに元気が出ます。
教材5冊から学べる英語の論点
5教材と音声教材を繰り返すことで英語の各論点を網羅的に漏れなく学習できます。
「バランスの取れた英語の総合力」を鍛えることができます。
私の主観的な評価ですが、それぞれの教材で学習できる論点のまとめです。
◎すごくよい/○よい/△ふつう
教 材 | 文法 | 発音 | 語彙 | リーディング | ヒアリング | 生活 表現 | 会話 表現 |
①一億人の英文法 | ◎ | – | △ | ◎ | – | ○ | ○ |
②一億人の英文法CDブック | ◎ | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
③イラストでわかる日常生活の英語表現 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
④オバマ退任演説 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ○ |
⑤TOEICテスト新形式精選模試リスニング2or3 | △ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
私の英語教材5冊の学習方法
基本的に、英語学習ためだけの時間は取っていません。
英語は「ながら・スキマ時間」での学習しかしないことにしています。
学習方法は以下です。
①教材をぶつぶつつぶやきながら読む。
(ただし環境が許せば、大きな声で読んだほうがよい)
②そのあと同じ教材の音声を1.5倍速で聞きながらシャドウイングする。
①通勤学習
通勤日は通勤時間に英語を学習しています。
合計約49分の学習です
「ながら&スキマ学習」です。
《合計:49分の通勤学習》
1:電車時間12分
→「一億人の英文法CDブック」をつぶやきリーディング
2:駅待合室12分
→以下の3冊の内一冊を繰り返しつぶやきリーディング
・「イラストでわかる日常生活の英語表現」
・「オバマ退任演説」
・「TOEICテスト新形式精選模試リスニング2or3」
3徒歩通勤時間25分
→1,2で学習した部分を音声教材で1.5倍速で聞き、歩きながらつぶやきシャドウイング
②家のトイレで「1億人の英文法」
重いので外に持ち運びにくいです。
「1億人の英文法」は家のトイレでのみで精読しています。
670ページの大著ですが、1年で1回くらい読めます。
継続的に読む必要があるのですが、私が見つけた解答は「トイレで読む」です。。。
教材5冊以外で2年以上ずーっと英語でやっていること
以下のことは、英語学習としてやっているわけではないです。
しかし結果としては英語力のトレーニングになっていることです。
(「英語の学習」としてやると、メンタル的に継続出来なくなると思います。)
①英文ニュース記事を3つ読む
情報収集として英語ニュースを読んでいます。
毎日スマホで日本語ニュースを見るのと同じ感覚で、ビジネス中心に英語のニュースを3記事は読むことにしています。
3記事以上は読まないことにしています。
②スポーツ動画観戦
私はアメリカのあるスポーツ団体の大ファンです。
試合を毎週日曜日に動画観戦しています。
試合中の実況英語解説や選手の試合後のインタビューを聞くのも大好きです。
このスポーツ専門のマニア・サイトで、ほぼ毎日記事(英語)をチェックしています。
紹介した教材5冊で英語が話せるようになるのか?
この5冊の独習で以下の分野を深いレベルまで学習できます。
①文法
②発音
③語彙
④リーディング
⑤ヒアリング
⑥日常生活表現
⑦会話表現
しかし、すらすら話せるようになるには、実際に人と英語での会話をする練習が必要です。
低価格で、継続的に人との実際の会話学習できるものは、いまのところ「オンライン英会話」かなと思います。
しかし、「オンライン英会話だけやっていても英語が総合的に上達することはない」と思います。
毎日30分程度の英会話のみでは、「総合的な英語力」は鍛えられないと思います。
教材での英語学習と並行して英会話に取り組むのが効果的でしょう。
まとめ
①英語の独習には以下の5冊が最強
①一億人の英文法
②一億人の英文法CDブック
③イラストでわかる日常生活の英語表現
④オバマ退任演説
⑤TOEICテスト新形式精選模試リスニング2or3
②「ながら・スキマ時間」で英語学習
通勤時、休憩時間、寝る前のゴロゴロ時間など。
「ながら・スキマ時間」はけっこうあります。
このような時間を英語学習の時間に変えてみましょう。
③5教材の学習方法
ひたすら1,2を繰り返します。
1:教材をぶつぶつつぶやきながら読む。
2:そのあと同じ教材の音声を1.5倍速で聞きながらシャドウイングする。
「一億人の英文法」だけは、継続的に精読してください。
私は自宅のトイレの時間に読んでいます。
④5教材で学べること。
5教材と音声教材から以下の英語分野が網羅的に学べます。
「総合的でバランスのとれた英語力」を伸ばすことができます。
①文法
②発音
③語彙
④リーディング
⑤ヒアリング
⑥日常生活表現
⑦会話表現
⑥5教材だけですらすら話せるようになるのか?
話せるようになるには英語で人と実際、話すことが必要です。
「オンライン英会話」などで実際の会話して鍛えましょう。
ただし、オンライン英会話だけの学習のみでは、総合的な英語力は鍛えらません。
教材での英語学習と並行して英会話に取り組むのが効果的でしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
英語学習に前向きな方に、この記事が少しでもお役に立てればうれしいです。
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