【USCPA】4科目合格者の約7割がUSCPAライセンスを取得している。その2つの理由とは?

USCPA米国公認会計士

USCPA4科目合格者の約7割がUSCPAライセンスを取得しています。

私も4科目合格から3年経過前にUSCPAライセンスを取得しました。

私がライセンス取得を決断したのは、以下の2つの理由がありました。

《私がUSCPAライセンス取得を決断した理由》
①4科目合格から3年以内にライセンス取得しないと合格スコアが失効するリスクがある。

ワシントン州ではUSCPA試験合格から4年以上経過している場合、ライセンス申請前に「継続教育CPE120単位の取得」が必要になる

多くの4科目合格者の方も同じことを考えられてUSCPAライセンスの取得をされたのではないでしょうか。


USCPA学習者の方は、とにかく4科目合格することを目標としていると思います。

4科目合格後、USCPAライセンスを取得する方が多数である事は理解しておきましょう。


※「約7割の人がライセンス取得している」ことにかんするアビタス関連記事を参照ください。

以下の記事をUSCPA学習をこれから始めようと考えている人にもぜひ読んでほしいです。

USCPAの学習を開始する段階で、4科目合格後の「ライセンス取得」「CPE継続教育」について、少しだけ考えていただけたらと思います。

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USCPAライセンスを申請する「2つの理由」

①ライセンス取得しないと4科目合格が3年で失効するリスクがある。

USCPA4科目合格者にはこのようなレターが送られてきます。

「アメリカ国外で受験した人は、4科目合格から3年以内にCPAライセンスを取得しない場合、自動的に合格スコアが取り消される可能性があります。」
と記載があります。

このレターを受け取った時には私もかなり衝撃を受けました。

私が予備校などに確認した情報では「合格から3年経過」を理由に合格取り消しとなった例はいまのところないようです。
※2022年10月末時点の情報

しかし、今後、3年経過を理由に一方的に「合格スコア取り消し」となった場合には、まったく文句は言えません。

このレターの内容をリスクと感じてUSCPA4科目合格から3年をめどにライセンス取得している方が多いようです。

私もこのリスクがいつも頭から離れず。
4科目合格から3年ぎりぎりでライセンス取得しました。

 

②ワシントン州では合格から4年以上経過していると「継続教育CPEの120単位取得」がライセンス申請前に必要になる
日本人のUSCPA4科目合格者のかたでワシントン州でライセンス取得を検討している方も多いと思います。

4科目合格から4年以上経過している場合は、CPE教育の120単位を取得してからCPAライセンスの申請してください」というルールがワシントン州にはあります。

※詳細ルールはワシントン州のこのサイトを参照ください。

これはワシントン州のルールですが、けっこう厳しいルールですね。

120単位は約120時間分の講義内容になります。
120単位取得するにはかなり大変です。

③各州のUSCPAのライセンス取得についての考え方
4科目合格しても時間がたてばUSCPAの学習範囲も変化するし、USCPAの知識も忘れていきます。

ライセンス取得時に「しかるべき知識水準がないとライセンス取得には進ませない」という考え方をする州もあるようです。

アメリカ各州は以下の3つの考え方のどれかを採用しているように思います。

1:4科目合格から一定年数経過した場合はライセンス申請資格がなくなる

2:4科目合格から一定年数経過した場合はライセンス申請前にCPEの単位取得を義務付ける

3:4科目合格していればライセンス取得は可能である

1の例ですが、受験場所に関係なく「フロリダ州」では4科目合格から3年以内にライセンス取得しない場合は合格資格はなくなるというルールがあります。

2の例は上記で紹介した「ワシントン州」が該当します。



④ライセンス取得に関する結論とは?
USCPA4科目合格者は「4科目合格から3年以内にライセンス申請する」のが合理的に思います。

実際に約7割の方がライセンスを取得されているようです。

※「約7割の人がライセンス取得」にかんするアビタス関連記事を参照ください。

MS-Japan

USCPAライセンス取得するメリット

以下では「USCPAライセンスを取得するメリット」について説明します。

①転職上のアドバンテージ
「USCPA4科目合格者であること」は財務関連の転職ではほぼ間違いなくアドバンテージになります。
「監査法人」「海外関連の財務関連職」では特に有利になるでしょう。

しかしUSCPAライセンスまで求める求人は見たことがないです。

USCPAライセンスの有無」は転職上はあまり関係がないようです。

②実務上のアドバンテージ
ライセンスを取得するとUSCPAであることをおおやけに名乗ることができます。
USCPAであることを名刺やメール署名などに記載できます。

海外関連の財務系業務をしている方は、特にこのアドバンテージがあると思います。

私は海外子会社の監査・移転価格などの案件で海外の監査法人、税務コンサルと日常的にやり取りをしています。

監査法人や税務コンサルにはUSCPAのライセンス・ホルダーが結構います。

海外関連の財務業務においてUSCPAのライセンス・ホルダーが軽視されることはまずありません。


③CPEによる教育効果
ライセンスを取得するとCPEといわれる継続教育が義務付けられます。
USCPAライセンスの副次的な効果ですが、継続教育CPEにより会計・監査知識のレベルをさらに上げていくことが可能です。

CPE継続教育では3年後の次回ライセンス更新までに120単位以上の取得が必要となります。

1単位1時間くらいの内容になっています。
3年間で必須の120単位だと120時間くらいの講義時間になります。

1講義平均2単位くらいです。
つまり120単位取得には60前後の講義を受講することになります。

CPE単位取得には終了試験に合格することが必要です。
時間的にも内容的もけっこうな学習ボリュームになります。

私はBECKERのCPEコースを取っています。

会計・監査に関してホットなトピックや重要なトピックについて、こまかいところまで解説してくれる講義が網羅されています。

本気でCPEを学習目的でやっていくと、会計・監査関連の知識はかなり鍛えられます。
(単位取得が第一目的になりやすいですが。。。)

もちろん英語での講義になりますので会計&監査英語のトレーニングにもなります。

CPE継続教育によって会計・監査関連知識をアップデート&深化できます。

これもライセンス取得による大きな効果です。


※日本の公認会計士にも同じような継続教育の仕組みがあります。
興味がある方はこのサイトを参照ください。
継続教育の講座の内容は日本とアメリカでけっこう似通っています。

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ライセンス取得の申請方法

1)ワシントン州のライセンス手続
ワシントン州の例になりますがこのサイトに申請手続きフローが記載されています。

USCPA合格者の英語力があれば読みこなして、自力でも手続きできるレベルではないでしょうか。

《USCPAライセンス手続き&費用》
①AICPAの倫理試験に合格する
AICPA倫理講座購入費用:245USD

②ワシントン州のCPAEsentialVideoを見る

③職歴に関するライセンス申請書類作成

④職歴に関する書類に現役USCPAのサインをもらう
USCPAの予備校でもサイナー・サービスを行っているところもあります。
予備校のサイナー・サービス費用:10,000~35,000円

⑤Boad of Accountancyのサイト経由ライセンス申請する
ライセンス申請費用:330USD

※上記は「他州からのトランスファーではない場合」のワシントン州手続です。
トランスファーする場合はここを確認ください。

①AICPAの倫理試験に合格する
AICPAのサイトから倫理試験講義を購入して、修了試験に合格する必要があります。

費用もかなり高いです。
USD245です。(2022年10月末時点)

クレジットカードで購入できます。

終了試験は何度でも受けられます。
90%以上の正解率で合格
かなり難しいです。

「倫理試験のPDF合格証」はライセンス申請時にアップロードする必要があるので大切に保管してください。

AICPA倫理試験については私の以下の記事で詳しく説明していますので、一読ください。

AICPA倫理試験は何度も試験して1日で合格しよう。まずクーポンで割引購入!

子育て世帯のハードボイルド家計術


②職歴に関するライセンス申請書類の作成
すべて英語で作成します。

ライセンス申請には基本的に会計・監査関連の職歴が要求されます。

職歴条件は各州によってかなり違います。
申請州の職歴条件に該当していることがライセンス申請の条件になります。

ワシントン州の職歴条件はここを参照ください。

ワシントン州は比較的広範な業務を職歴として認めてくれる傾向があります。
これがワシントン州が人気の理由の一つでもあります。

予備校のサインサポートを利用する場合は、まずサイナーや予備校にライセンス職歴条件に該当するか確認しましょう。

③職歴に関する書類にCPAのサインをもらう
ライセンス申請の書類に現役のUSCPAからサインをもらう必要があります。

予備校でもサインサポートを有料で行っているところがあります。

《ライセンス申請資料へのUSCPAサイナー・サービス》
①アビタス:10,000円
②TAC:35,000円

※各予備校サイトにて2022年10月末時点情報
表示価格から割引・値上等ある可能性あります。

知り合いのUSCPAの方にサインしてもらうことでもOKです。

ただしサイナーのUSCPAの方にBoard of Accountantから申請者の職歴に関して直接問い合わせがいくこともあるので注意が必要です。


④ワシントン州のサイト経由ライセンス申請手続
オンラインでのライセンス申請手続きになります。

《ライセンス手続フロー》
1)Board of Accountantのアカウント作成

2)Board of Accountantサイトで申請手続
①申請者の基本事項の入力
②作成した申請資料をアップロード
③クレジットカードによる申請費用支払

3)申請終了のメールの受領&確認



⑤ライセンスの取得
問題がなければ申請から1週間前後でメールでまずライセンス登録完了の旨連絡あります。

それから2週間以内くらいで以下のライセンスが郵送されてきます。



また以下のサイトでUSCPA登録者が簡単に調べられます。

サイトに自分の名前があるか確認してみましょう。

自分の名前が出てきた時は、感動しますよ!!

MS-Japan

USCPAライセンス申請にかかる費用

USCPAライセンスの初回申請・更新時にかかる費用は以下のような感じです。

《ライセンス取得にかかる費用》
1)初回ライセンス取得費用:約10万円
①AICPA倫理講座購入費:
245USD≒33,000円

②サイン費用(予備校利用時):
10,000~35,000円

③ライセンス初回申請費用:
330USD≒45,000円

2)ライセンス更新費用(3年毎)
①継続教育CPE費用
業者によってけっこう条件・価格が異なります。(※1)
②ライセンス更新費用230USD

※2022年10月末時点
1USD・135円換算

※価格は2022年10月末時点のもの。
しかし季節割引や値上によって今後価格は変動の可能性あり。
上記はあくまでも参考していただくための価格。

※1:予備校が提携・提供しているCPE業者の価格
TACBECKER 35000円(1年間)
アビタスSURGENT 299USD(1年間)
例えば「CPE教育を7月1日~翌年6月30日の1年間契約」した場合は暦年2年にまたがって利用できます。CPE単位上は当年7月1日~12月31日、翌年1月1日~6月30日の2年分の単位取得に利用できます。

ライセンス申請資料への現役USCPAのサイン

ライセンス申請資料に現役USCPAのサインが必要になります。

アビタス・TACなど予備校では、このUSCPAによるサインサポートを行っています。
ただし各予備校でUSCPA講義を受講した方にのみサインサポートを提供するとしています。

例えば、TACのUSCPA受講生が、アビタスでサインサポートのみ受けることはできないです。

私も予備校のサインサポートを利用してライセンス申請しました。

予備校のサービスでは「職歴がライセンス条件に該当するかの確認」「ライセンス申請書のサンプルや書き方のアドバイス」がもらえます。

安くはないサービスですが、よいサービスだと思います。

結果、問題なくライセンス取得できました。

《ライセンスのためのUSCPAサイナー・サービス》
①アビタス:10,000円
②TAC:35,000円

※各予備校サイト2022年10月末時点確認情報
表示価格から割引・値上等ある可能性あります。

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ライセンス取得後のCPE教育

ライセンス取得後は、継続教育CPEが必要となります。

ライセンス取得年から次のライセンス更新までの3年間で120単位のCPE単位が必要になります。

さらに各州ごとにもCPEに関してルールがあるので自分のライセンス州のCPEルールを理解する必要があります。

年の後半でライセンスを取得した場合、単位取得に時間があまりない場合もあります。
ライセンスを取得したらすぐにCPE教育の方針や業者を決めたほうがよいです。

私は10月初にワシントン州でライセンス取得したのですが、10~12月の3か月で20単位以上CPE単位を取得する必要がありました。

ライセンスを取得したらCPE単位の取得方法やCPE業者をすみやかに決めましょう。


MS-Japan

まとめ

1)USCPA4科目合格者の約7割はUSCPAライセンスを取得しています。


2)以下のリスクを回避するためUSCPA合格から3年以内にUSCPAライセンスを取得するのが合理的でしょう。

①4科目合格から3年以内にライセンス取得しないとで合格スコアが失効するリスクがある

ワシントン州ではUSCPA試験合格から4年以上経過している場合「継続教育CPE120単位の取得」がライセンス申請前に必要になる

※②はワシントン州のルールです。



3)USCPAライセンスのメリット
監査法人や海外関連の財務職ではUSCPAライセンスの保持者も結構いるため、仕事がしやすくなるケースもあります。

ライセンス保持者に義務付けられるCPE継続教育を通して、監査・会計の知識向上を図ることができます。


4)ライセンス取得・CPE教育では予備校サービスを効率的・効果的に利用しよう。
ライセンス申請資料へのサイン・サポートを予備校で提供しています。

安いサービスではないですが、効果的に利用し、効率的にライセンス取得しましょう。

提携CPE業者のCPE教育を予備校が割引価格で提供してくれるサービスもあります。

これからUSCPAの学習をされる方へ:ライセンス取得&CPEまでサポートする予備校を選択しよう

USCPAの学習を開始するときに、USCPA試験対策に加え、合格後の「ライセンス取得「CPE継続教育」のサポートが充実している予備校を選ぶことをおススメします。

《予備校を選ぶ7つのポイント》
USCPA受験前
①予備校のUSCPA講義の価格
②USCPA受験に必要な単位取得の体制
③各予備校のUSCPA合格実績

USCPA受験時
④USCPA4科目試験の教材・講義のレベル(質&量)
⑤USCPA受験のためのサポート体制

USCPA4科目合格後
⑥USCPAライセンス取得のためのサポートサービス
⑦継続教育CPEのためのサービス


この7つのポイントからアビタスあるいはTACで学ぶ事を強くオススメします。

両校は多くの合格実績があり、USCPA受験対策はもちろん、USCPA合格後のサポートも充実しています。

USCPAの学習を開始したころはとにかく4科目合格を目指しています。

しかし最終的には約7割のUSCPA4科目合格者の方がUSCPAライセンスまで取得しています。

USCPA学習開始時点からUSCPA4科目合格後のライセンス申請・CPE継続教育のことも考慮して、予備校選びをしていただけたらと思います。

USCPAを目指すならアビタス。

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