私はここ3年間「一億人の英文法」をほぼ毎日学習してきました。
英語でいちばん重要でむつかしいのは「英文法」と言い切れます。
英文法を繰り返し学習し文法理解を深化させて行きましょう。
英文法学習によりリスニング力・会話力なども含めて英語力がダラダラと伸びはじめます。
一方、ひたすら英単語を覚えたり、英語長文を読んだり、シャドウイングするだけの学習方法では英語力の上達には限界が来ます。
私の場合、TOEIC890点から20年も900点の壁を超えられなかったです
私は3年まえに文法最重視に英語学習を切り替えました。
文法重視の学習によりTOEIC945点が取れました。
Rart5の英文法・単語部分は100%のスコアでした。
この記事では、実際に私が行っている「「一億人の英文法」を使って英文法を極める学習方法」を紹介します。
TOEIC900点の学習方法に興味ある方は以下の記事を一読ください。
子育て世帯のハードボイルド家計術
英文法学習でなぜ英語力全般が向上するのか?
①文法構造から細かいニュアンスを「読み取れる&聞き取れる」ようになる。
英語長文を読み慣れてくると「単語の意味」から文章をほぼ理解できるようになります。
しかし「単語力の積み上げ」による英語力上達には限界があります。
冠詞、時制、前置詞など文法要素によってネイティヴは重要で繊細なニュアンスを伝えてくることがあります。
これらの文法事項をきちんと学習しないと細かいニュアンスを理解できませんし、伝えられません。
②文法に自信があると自信を持って英語を話せる。
英会話中は考えているヒマはありません。
「theにすべきか、aにすべきか」
「過去形にすべきか、現在完了形にすべきか」
こんなことを会話中に迷っているヒマはありません。
会話文を頭の中で作成するときに、文法的判断が反射的速度でできれば、自信を持って英語を話せます。
英文法以外に英会話でもう一つの重要な要素は発音です。
英語の発音は日本人にはかなり難しいです。
しかし私の経験から「毎日15分のシャドウイング」を1年くらい継続すると、発音時にストレスを感じないレベルで英語の発音ができるようになりました。
「英語の発音より文法習得のほうが難しい」というが私の意見です。
以下で紹介する「文法書の例文をヒアリングしながら発音する」という方法で、発音と文法を同時に学習することができます。
③日本語と英語の文法的な乖離が激しい
英語と日本語は文法的にあまりにも乖離が激しいです。
バイリンガル環境でない限り日本人が英語を自然習得することはほぼできないでしょう。
英文法が体感として自然に口から出るようになるまで、英文法を繰り返し学習する必要があります。
英文法を極めるには「一億人の英文法」を極めよう!
①英文法の教材は「一億人の英文法」
英文法はどうやって極めるのでしょうか?
「一億人の英文法」で学習することをおススメします。
私は「一億人の英文法」でここ3年ほどにほぼ毎日学習しています。
TOEIC950レベルくらいまでであれば「一億人の英文法」1冊で十分です。
そのかわり「一億人の英文法」を徹底的に使い倒します。
②なぜ「一億の英文法」なのか
「一億人の英文法」は「すっきりしない英語の論点」のほぼ全てに解答をくれます。
とくに日本人にとっては基本動詞、名詞、冠詞、時制、前置詞などの項目は難しいです。
これらの項目は「一億人の英文法」で、ほとんどが明確に理解できるようになります。
「一億人の英文法」勉強方法
(1)「一億人の英文法」に挫折する人は多い!?
「一億人の英文法」のすばらしさは理解しながらも、挫折する人も多いようです。
以下のような「挫折の理由」があると思われます。
《「一億人の英文法」を挫折する理由》
①本が長い
→600ページ以上あります。
最後まで読み切れずに途中で挫折する人が多い。
②本が重い
→持ち運びに不便。
通勤、通学中に勉強するにはかなり不便な重さ・厚さかも。
③難しい文法論点の説明が結構ある
→難しい場所を長時間読んでいると眠くなりやすいです。
④一回読んだだけでは習得できない
→何度も精読しないと理解できない部分は多いです。
⑤学校で習った文法と異なる表現がある
→「一億人の英文法」には独特の文法表現があるというコメントもあります。
私的には「一億人の英文法」の文法事項の表記・表現のほうが適切に思います。
これは何度も読む中で自然に慣れていけばよいと思います。
(2)「一億人の英文法」の勉強方法
私も「一億人の英文法」の1回目を読み終わるのに非常に時間がかかりました。
そして「一億人の英文法」をベースにした英文法学習を確立するまでにかなり時間がかかりました。
学習ポイントをまとめると以下のようになります。
《「一億人の英文法」の学習ポイント》
①「一億人の英文法」の精読を日常生活に組み込もう
②「一億人の英文法」の例文ヒアリング&発音を日常生活に組み込もう
③上記①②の学習を並行して実行しよう
④上記①②の学習を「スキマ時間・ながら時間」に行い学習を習慣化しよう
ちなみに実際に、私が毎日行っている「一億人の英文法」の勉強法は以下です。
《私の「一億人の英文法」の学習方法》
(1)家のトイレで「一億人の英文法」を精読
→1年にちょうど1回読める。
(2)毎日の通勤で「一億人の英文法」の例文の精音読&歩き発音
①電車乗車時の10分間:
「一億人の英文法CDブック」の例文を精音読
②電車の後の徒歩通勤10分間:
電車で読んだ例文部分をスマホで聞きながら発音
→6日間で1回「一億人の英文法CDブック」を学習できる
上記の(1)(2)の学習を3年間継続しています。
「ながら時間」のみを使った毎日30分間程度の学習のみです。
今後もずーっと継続します。
通勤時の学習では、以下のように「通勤時間10分でできるサイズ」に分けています。
これで6日で1回転「一億人の英文法CDブック」を学習できます。
この学習を3年間続けています。
①「一億人の英文法」の精読
私は今までに10回くらい「一億人の英文法」を精読しています。
毎回新しい発見や学びがある、とんでもない傑作です。
一生読み続けたい本です。
しかし600ページ以上の大著。
内容も難しいところがけっこうあります。
最後まで読み切るにはかなりたいへんです。
以前は寝る前に読んでいましたが、眠気との戦いになります。
勉強効率が高くないと感じていました。
私はここ3年間は「家のトイレ」でのみ「一億人の英文法」を読んでいます。
(あまりきれいな話しではなくて、すいません。。。)
トイレで読んでいる限り必ず周期的に「一億人の英文法」を読むことができます。
眠気におそわれることもありません。
毎回10分程度なので進むページは多くはないです。
しかしちょうど1年に1回くらい読めるペースです。
「難しい論点」ははじめは理解できない部分も多いでしょう。
何度も精読することでじわじわと理解が深まっていきます。
②英語学習は「スキマ時間&ながら時間」のみに行おう
学習の「継続」が英語力向上には必須の条件です。
他の時間を削って「英語勉強のためだけの時間」を作るのはやめたほうがよいです。
心理的な負担感があり継続出来ない可能性が高いです。
すでに日常生活の中にある「スキマ時間・ながら時間」に「ついで感覚」で英語学習を行いましょう。
10分程度の「スキマ時間・ながら時間」は日常生活の中にいくつかありますよね。
通勤・通学時間、昼休み、子供の習い事の待ち時間、トイレ時間などなど。
毎日の生活にある「スキマ&ながら時間」に「一億人の英文法の精読」と「例文ヒアリング&発音」を組み込みましょう。
少ない時間でも英語学習を毎日継続することを習慣にしてしましょう。
③「一億人の英文法CDブック」で例文を精読&発音
「一億人の英文法」の中の例文は英文法の論点を凝縮したすごくよい例文です。
「一億人の英文法」の例文を抽出した「一億人英文法CDブック」があります。
CDが付いていて、私はスマホにダウンロードして使っています。
通勤電車時にこの別冊本の例文を10分程度、精音読しています。
(もちろん電車の中なので隣の人にも聞こえないくらいのつぶやき音読です。)
このとき例文が伝えようとしている文法事項を意識しながら例文を読んでいきます。
電車を降りた後の徒歩通勤10分間に「電車で精読した部分の例文」を、歩きながらスマホで聞き、発音をしています。
通勤時だけの学習でも3年くらいやっていると、ほとんどの例文の細かいところまで覚えることができます。
冠詞、複数S、動詞の活用などの細かいところまで意識してヒアリング&発音します。
例文を聞きながら、反射的に発音することが徐々に簡単になってきます。
重要な文法要素がぎっしり詰まったすごい例文たちです。
英会話時にいつも参照できる文法例文を頭の中にストックできるようになります。
日常会話で非常に役にたちます。
会話時に文法事項があいまいなため会話できないという状況が少なくなってきます。
徒歩通勤時に私は歩きながらなので、小声でぶつぶつつぶやいています。
しかし例文発音はできるだけ大きな声を出しておこなったほうがよいです。
できるだけ声の出せる環境で勉強することをおススメします。
自分の車の中とかであれば思いっきりシャドウイングできますね。
③「一億人の英文法の精読」と「例文ヒアリング&発音」を並行学習する
「一億人の英文法」の「精読」と「例文ヒアリング&発音」を並行して学習することがとても重要です。
英文法をまず頭で十分理解するため「一億人の英文法」を繰り返し精読する必要があります。
同時に、精読により頭で理解できた英文法を「体感」に落とす作業が必要です。
「例文ヒリアンリグ&発音」を通して「英文のリズム&音」とともに例文を体で覚えていきます。
まとめ
①英語力向上には英文法学習が最重要
英文法の理解が不十分だと、英文のニュアンスの読み取り・聞き取りができません。
また英文法に不安があると自信を持って英語を話すことができません。
英文法を繰り返し学習し、文法的に正しい判断が反射的に口から出るようになるまでトレーニングしましょう。
②英文法学習には「一億人の英文法」が最適
「一億人の英文法」には「英文法のほとんどの疑問」が解説されています。
「一億人の英文法」を繰り返し学習することで深い文法理解が得られます。
TOEIC950点レベルまでであれば英文法学習はこれ1冊で十分です。
③「一億人の英文法」は挫折しやすい
「一億人の英文法」は挫折する人も多いと聞きます。
600ページ以上の大著で、内容的にも難しい部分も少なくないからでしょう。
④「一億人の英文法」を精読し、例文のシャドウイングをしよう
「一億人の英文法」を習得するためには、繰り返し精読しましょう。
同時に「一億人の英文法CDブック」などを活用し、例文ヒアリング&発音しましょう。
この2つをひたすら繰り返すことで「英文法」の理解が深化していきます。
⑤英語学習はスキマ時間・ながら時間に行い習慣化しよう
私はこの3年間「一億人の英文法」の学習を続けることができています。
私は「一億人の英文法」の精読は「自宅トイレ」時間に実施。
「例文ヒアリング&発音」は通勤時に行っています。
日常生活の中にある「スキマ時間・ながら時間」に「一億人の英文法」の学習を行っています。
このような方法で難解な大著ともいわれる「一億人の英文法」の学習を習慣化しています。
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